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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第32章 清浄華(しょうじょうか)
 なのに、今、眼の前ではかつて見たことのない光の舞が繰り広げられている。現とも思えぬ幻想的な夢の中の眺めのようで、セリョンは我を忘れて魅入った。



「そなたには済まぬことをした」




 だから、ムミョンが突然声を発したのにはいささか愕いた。
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