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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第7章 漆黒の夜桜
 闇の中にすっくと立ち上がった妖しいまでに美しい夜桜、その美しさに溜息をついたまでは良かった。つと視線を花から下に下げた彼の眼に映じたのは、あろうことか、二人の人間だった。





 彼らは桜の樹の下に寄り添い合って横たわっていた。月がある明るい夜ならば、まだしも、こんな闇夜に幾ら何でも桜の下で共寝などするだろうか。しかも今宵は花冷えの夜で、日中も気温が上がらず、冬に逆戻りしたかのような寒さだった。
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