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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第7章 漆黒の夜桜
 心もち声を高めても、二人とも微動だにしない。内官は益々不審に思い、更に彼等に身を近づけ、ハッとした。




 ―呼吸(いき)がない。しかも、二人ともだった。念のため、二人の口許に手をかざしても、確かに息遣いはまったく感じられない。





 その時、自分が何を口走ったのか、実のところ、彼は何も記憶していなかった。ただ、悲鳴を上げながら、提灯をそれだけが地獄で縋るもののように握りしめ逃げ出したのしか憶えていない。
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