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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第7章 漆黒の夜桜
 彼は自分の起居する殿舎に逃げ帰り、自室に閉じこもり布団を引き被って震えていた。あまりの恐怖に自分の心ノ臓まで動かなくなってしまうのではないかと、馬鹿げたことを考えた。心のどこかでは、先刻見たばかりの事の顛末を内侍府長(内官たちを統括する内侍府の長官)に伝えなければならないと判っていたけれど、恐怖に歯がカタカタ鳴るだけで、身体は凍り付いたように動かなかったのだ。
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