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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第7章 漆黒の夜桜
 しかし、それもまた限りなくあり得ない話ではある。どうも、この事件は迷宮入りになりそうな予感が早くもする。彼は自分も立ち去ろうとして、ふと背後を振り返った。事件はとりあえず、〝男女の心中〟として処理される見込みだ。そんな凄惨な心中事件があったとは思えないほど、春の庭は長閑だ。樹齢定かではない桜の樹は今日も薄紅色の花をたわわにつけ、春の透明な陽差しに花びらが光を弾いている。
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