この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第8章 潜入~後宮のおんなの哀しみ~
 セリョンは窓際の文机に頬杖をつき、ぼんやりと物想いに耽っていた。傍らに小さな紫檀の丸宅があり、青磁の小さな花入れに桜のひと枝が活けられている。





 新しい王の即位式が宮殿で盛大に行われたのは、都のそこここが桜の花で彩られた春のただ中であった。流石に今は桜も散ってしまったけれど、翠翠楼の常連の一人が遅咲きの珍しい桜だと贈ってくれたのをセリョンもお裾分けして貰った。
/8436ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ