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向日葵の姫君~王女の結婚~(「寵愛」第三部」)
第66章 旅立ち
 王妃の眼からは絶えることなく、澄んだ涙が流れ落ちた。





「あなたには厳しくしてきたわ。きっと酷い母親だと恨めしく思ったでしょう。紅順、私はあなたに下町で生きる民の気持ちを判って欲しい、そんな子になるようにと育ててきたの。王族だけが偉いのではなく、下町で暮らす民も王族も同じ人間であり、生命の尊さは変わらない。そういう考えができる子になってと願ってきたけど、あなたはまさに、望み通りの娘に育ってくれた。あなたを娘に持って、母は誇りに思いますよ、公主」
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