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復讐の味は甘い果実に似て
第7章 割れない数字 ~恵梨の告白~
「じゃあ、まずは口から、かな。」
そういうと、男は待ちかねたようにトランクスを下げて、わたしの前に勃起したペニスを晒した。
シャワーすら浴びていないその男のペニスは、汗と体臭で、饐えた匂いを放っていたが、男は気にしていないようだった。
わたしはその自分本位な態度に、ますます目の前の男が嫌いになったが、それこそ、今のわたしの望んでいることだった。
最低なわたしは、その身にふさわしく、最低な男に抱かれるのだ。
わたしは男のペニスを躊躇なく口に含むと、男に見せつけるように舌で亀頭をねっとりと舐りあげていく。
男の体臭と先走りの不快な匂いが混じって鼻に抜けたが、男は、わたしの舌遣いを楽しむように、わたしの頭を押さえつけた。
「今日は朝まで……気持ちよくしてくれるんでしょう?」
わたしはたっぷりと唾液を含ませた舌で裏筋を舐め上げながら、男を上目遣いで見つめる。
そして、わたしの媚態に、男がニヤつきながら頷いた。
「わたし、最近エッチしてないから……今夜は……わたしが満足するまで返しませんよ。」
ペニスを手でゆっくりと扱きながら、今度は玉袋を口に含んで、玉に舌を這わせていく。
ううっ、といううめきが男から漏れて、わたしは男の玉袋を口内から解放した。
「……取りあえず、一回、口でイカせてくんない? その方が長持ちするし。」
男のだらしない要望に、わたしは嫌悪を超えて、失望を覚えた。
この男は、わたしを風俗嬢か何かだと思っているのだろうか。
だとしたら、それもまた、今のわたしには、お似合いかもしれないが。
そういうと、男は待ちかねたようにトランクスを下げて、わたしの前に勃起したペニスを晒した。
シャワーすら浴びていないその男のペニスは、汗と体臭で、饐えた匂いを放っていたが、男は気にしていないようだった。
わたしはその自分本位な態度に、ますます目の前の男が嫌いになったが、それこそ、今のわたしの望んでいることだった。
最低なわたしは、その身にふさわしく、最低な男に抱かれるのだ。
わたしは男のペニスを躊躇なく口に含むと、男に見せつけるように舌で亀頭をねっとりと舐りあげていく。
男の体臭と先走りの不快な匂いが混じって鼻に抜けたが、男は、わたしの舌遣いを楽しむように、わたしの頭を押さえつけた。
「今日は朝まで……気持ちよくしてくれるんでしょう?」
わたしはたっぷりと唾液を含ませた舌で裏筋を舐め上げながら、男を上目遣いで見つめる。
そして、わたしの媚態に、男がニヤつきながら頷いた。
「わたし、最近エッチしてないから……今夜は……わたしが満足するまで返しませんよ。」
ペニスを手でゆっくりと扱きながら、今度は玉袋を口に含んで、玉に舌を這わせていく。
ううっ、といううめきが男から漏れて、わたしは男の玉袋を口内から解放した。
「……取りあえず、一回、口でイカせてくんない? その方が長持ちするし。」
男のだらしない要望に、わたしは嫌悪を超えて、失望を覚えた。
この男は、わたしを風俗嬢か何かだと思っているのだろうか。
だとしたら、それもまた、今のわたしには、お似合いかもしれないが。