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復讐の味は甘い果実に似て
第3章 復讐への階段 ~明日香の告白~

「指示の2つ目だ。ピルを飲んでいることは、絶対にここにいる3人以外には口外するな。当然、他人に見えるような場所でも服用するな。」
「何故ですか?」
「恵梨には避妊しないでセックスしていると思わせる。だから、恵梨に話が漏れると意味がない。処方してもらう産婦人科を、わざわざ遠くにしているのもそのためだ。」
新田さんは淡々と話していたが、正直、自分が恵梨の立場だったら、と思うと、わたしは寒気がする思いだった。彼が、わたしの目の前で、わたしの友達と、避妊もせずに生でセックスしているところなど、絶対に見たくない。
「指示の最後、3つめだ。復讐の当日、復讐の場所へは、君たちに恵梨を連れて来てもらいたい。」
「新田さんは恵梨が逃げられる立場だと思うんですか? 今回の事は、そもそも恵梨が原因でしょう。恵梨がその場に居ないなんて、ありえません。」
「その通りだ。だが、僕はもう、恵梨を信用できない。自分の保身のために、君たちの貞操まで売り飛ばすような人間が信用できるか? だから、君たちに頼むんだ。」
新田さんの言う、恵梨が君たちの貞操まで売り飛ばしたという言葉は、わたしもその通りだと思った。確かに、恵梨はわたしたちをだましただけでなく、賭けの話の後も、事実を隠し続けた。
その結果として、わたしたちは復讐の道具にされてしまったのだ。
間違いなく、新田さんの言う通り、恵梨は自分の保身のために、わたしたちの貞操を売り飛ばしたのだ。
わたしたちが道具として嬲られるのに、恵梨がいない、などということは、わたしたちも許せない。他の2つの指示はともかく、この指示については、わたしも賛成だった。
「何故ですか?」
「恵梨には避妊しないでセックスしていると思わせる。だから、恵梨に話が漏れると意味がない。処方してもらう産婦人科を、わざわざ遠くにしているのもそのためだ。」
新田さんは淡々と話していたが、正直、自分が恵梨の立場だったら、と思うと、わたしは寒気がする思いだった。彼が、わたしの目の前で、わたしの友達と、避妊もせずに生でセックスしているところなど、絶対に見たくない。
「指示の最後、3つめだ。復讐の当日、復讐の場所へは、君たちに恵梨を連れて来てもらいたい。」
「新田さんは恵梨が逃げられる立場だと思うんですか? 今回の事は、そもそも恵梨が原因でしょう。恵梨がその場に居ないなんて、ありえません。」
「その通りだ。だが、僕はもう、恵梨を信用できない。自分の保身のために、君たちの貞操まで売り飛ばすような人間が信用できるか? だから、君たちに頼むんだ。」
新田さんの言う、恵梨が君たちの貞操まで売り飛ばしたという言葉は、わたしもその通りだと思った。確かに、恵梨はわたしたちをだましただけでなく、賭けの話の後も、事実を隠し続けた。
その結果として、わたしたちは復讐の道具にされてしまったのだ。
間違いなく、新田さんの言う通り、恵梨は自分の保身のために、わたしたちの貞操を売り飛ばしたのだ。
わたしたちが道具として嬲られるのに、恵梨がいない、などということは、わたしたちも許せない。他の2つの指示はともかく、この指示については、わたしも賛成だった。

