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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第13章 課長の独り言
稲葉康之32歳。独身。とあるお菓子メーカー営業部課長。
大学は東大でまぁそこそこ良いマンションに住んでいる。
彼女いない歴……6年くらい。
気になる人は…いる。
その彼女と出会ったのは5年前。
課の主任に抜擢されたばかりのとき。
新卒の彼女は新人とは思えないほど仕事がよくできる。
営業の男たちを立てるのが上手く、華やかさと控えめさを兼ねた彼女の存在はうちの課の士気を上げる存在。
だからと言って女性社員から憎まれるような感じもない。
上の者たちもそんな彼女を目にかけている。
初めはそんな程度。
特別接点があるわけでもないし、たまに週末にある飲み会も来たり来なかったりする。
そんな彼女と最近は一緒にいることが多い。
偶然と偶然じゃないときがあるけどね。
だけど、本来の俺を知られたらなかなか受け入れるには難しいだろうなと思う。
そして俺は今、悩んでいることがある。
この歳にして、絶対に持つはずがないと思っていた相手へ特別な感情を抱いてしまった。
恐らくその相手も俺に対して何かしらの感情を持っていると思う。
だけど、その相手も知らない秘密が俺にはあって、俺もその人へ持つべき感情じゃないということはわかっている。
大学は東大でまぁそこそこ良いマンションに住んでいる。
彼女いない歴……6年くらい。
気になる人は…いる。
その彼女と出会ったのは5年前。
課の主任に抜擢されたばかりのとき。
新卒の彼女は新人とは思えないほど仕事がよくできる。
営業の男たちを立てるのが上手く、華やかさと控えめさを兼ねた彼女の存在はうちの課の士気を上げる存在。
だからと言って女性社員から憎まれるような感じもない。
上の者たちもそんな彼女を目にかけている。
初めはそんな程度。
特別接点があるわけでもないし、たまに週末にある飲み会も来たり来なかったりする。
そんな彼女と最近は一緒にいることが多い。
偶然と偶然じゃないときがあるけどね。
だけど、本来の俺を知られたらなかなか受け入れるには難しいだろうなと思う。
そして俺は今、悩んでいることがある。
この歳にして、絶対に持つはずがないと思っていた相手へ特別な感情を抱いてしまった。
恐らくその相手も俺に対して何かしらの感情を持っていると思う。
だけど、その相手も知らない秘密が俺にはあって、俺もその人へ持つべき感情じゃないということはわかっている。