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燿子〜追憶のLesson〜
第13章 Episode 10
仮性包茎ってわかってホッとしたからか、私は一気呵成に喋ってしまった。
なるべく医学的に事務的に話したつもりだったけど、サトシ君も理解して安心してくれたみたいで本当に良かったわ。

時間が経って冷静に振り返ってみると、サトシ君は全裸、私はブラとショーツ姿で、私はサトシ君の性器を前にして滔々と話してるのって滑稽よね。

でもその時はこうするしかなかったし仕方ないわ。
どういう事態になるかわからなかったし、あれはあれでよかったのだと思えるからいいの。


あのあとサトシ君は家に帰った。

ときどき報告してね、とお願いして、報告を受けながらアドバイスできることはしてあげようと思った。

サトシ君の大事な性器。
私にとっても大事な大事な性器。おちんちん。ペニス。。。

もう、おちんちん、なんて子どもじみたものではないわね。

サトシ君の「おちんちん」は、包皮を被った状態でも割と大きいかなと思ったけど(私の少ない経験だから、間違ってるかもしれないけど、少なくとも私には大きく感じたの)、これが隆々とした「ペニス」へと変貌を遂げたらどうなるのかしら……

私のイケない妄想はどんどん逞しくなった。

変貌をとげたペニスを想像しては、下半身の疼きを感じずにはいられなかったの。

私の淫らな妄想は日に日にエスカレートしていって怖いくらいだった。

でもその妄想が現実になる日がもうすぐやってくるの。

私は胸の高鳴りを抑えることもできなかったわ。



私はまた一つ階段を、しかも今までにない大きな階段を上った。

そしてそれが、これから始まる「悦楽の深み」への第一歩でもあったの。
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