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背徳 嫁と舅の淫望
第2章 背徳への扉
 二人は背徳の世界の扉を開いたのだ。

 彩香は寝室に入るとワンピースをパジャマに着替え、ベッドに横たわってドアの開くのをじっと待った。
 しかし、その夜、ドアは開かなかった。
 鼓動だけが耳の中で脈打ち、息苦しい空気が部屋を満たしていた。
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