この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
わたしの心が消えるとき
第2章 人形になる少女
母が飛び込んできた。
「あんた!!何してんの!?写真だけのはずだろ!?」
「い…いや…つい…金なら払うよ…そうだ!10万でどうだ?頼むよ!やらせてくれ!」
「ふざけんな!!娘を傷モノにする気?その子から離れろ!!」
母は木の棒で男の頭を殴った。
「ぐあぁっ!!」
男は倒れた。
足が三脚を蹴って、カメラが倒れる。
頭を押さえて呻いている。
血が流れていた。
「ほら、行くよ!」
母は娘の手を掴んで、倉庫から走り出した。
ママ…ごめんなさい…
泣いたりして、ごめんなさい…
でも、あの後のママは、優しかった。
喫茶店でチョコレートパフェを食べさせてくれた。
ママは言った。
「怖かった?ごめんね。この次は、もっと気を付けるからね。大丈夫だよ」
やっぱり私のママは優しい…
「あんた!!何してんの!?写真だけのはずだろ!?」
「い…いや…つい…金なら払うよ…そうだ!10万でどうだ?頼むよ!やらせてくれ!」
「ふざけんな!!娘を傷モノにする気?その子から離れろ!!」
母は木の棒で男の頭を殴った。
「ぐあぁっ!!」
男は倒れた。
足が三脚を蹴って、カメラが倒れる。
頭を押さえて呻いている。
血が流れていた。
「ほら、行くよ!」
母は娘の手を掴んで、倉庫から走り出した。
ママ…ごめんなさい…
泣いたりして、ごめんなさい…
でも、あの後のママは、優しかった。
喫茶店でチョコレートパフェを食べさせてくれた。
ママは言った。
「怖かった?ごめんね。この次は、もっと気を付けるからね。大丈夫だよ」
やっぱり私のママは優しい…