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わたしの心が消えるとき
第7章 迷いの海、夏休みの終わり
11回目の放出を終えて、彼はようやく満足したように、少女の中から引き抜いた。空はすでに白み始めていた。

ベッドに投げ出されたように横たわる少女の身体は、老人の精液を全身に浴びていた。
顔も髪も、白濁液にまみれている。
それでもなお、軽い寝息を立てていた。

老人は、膣に指を入れ、掬い出した液を少女の口に入れた。
「うまいだろう?娘よ。寂しいが、しばらくお別れだ。お薬をあげようね」

彼は小さなケースを開け、注射器を取り出した。
陰核の包皮の上に打つ。
「んっ…!」
少女はわずかに顔をしかめた。


階下に降りると、女性が待っていた。
「ご満足いただけましたか?」
「ああ。月に一度しか会えないのが、残念でならない」

男は鞄から厚い紙包みを出して、テーブルに置いた。
女性は深々と頭を下げた。
「いつも、ありがとうございます」
「娘に不便な思いはさせられないからな。よろしく頼むよ」
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