この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの心が消えるとき
第9章 闇の向こう
愛梨の記念すべき10歳の誕生日当日。

招かれていたのは、娘の友達三人。
楽しそうな少女達を見て真由は、自分の子供時代を思い出していた。

「こんにちは」
ひとりの女性が部屋に入って来た。
愛梨は怪訝そうに
「誰?」

真由は
「お医者さんよ。お母さんが昔とってもお世話になったの。愛梨を産むときも手伝ってもらったのよ」
隆司は
「香澄、久しぶりだな」
本多香澄は
「本当に私が来てもよかったの?愛梨ちゃん困ってない?」
愛梨は
「大丈夫!お母さんの友達なら愛梨の友達だよ!」

「愛梨ちゃん、いい子に育ったね」
香澄は愛梨の頭を撫でた。そして
「真由ちゃんも、立派なお母さんになったね」
と微笑んだ。

その言葉に、真由は目頭が熱くなるのを感じた。
/351ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ