この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
富美
第9章 秋の逢瀬
秀夫は起き上げると、富美の両脚を脇に抱えて覆いかぶさりながら、亀頭を膣口に挿入していった。
「ええ、ええ、秀夫ちゃん、ええ、あっ、ああ、あああ・・」
秀夫は出そうになるのを必死に堪えながら腰を振ると、富美がしがみついてきた。
「逝く、逝く、あかん、あかん・・」
「ぼ、僕も・・」
「ええ、ええよ、逝ってええ・・」
そして、秀夫が「あ、あ、うっ!うっ!うっ!・・」と息を吐きながら射精すると同時に富美も「あっ、あ、あああ・・」と息を吐いていた。
秋の日は暮れるのが早い。薄暗くなった部屋の中では、タオルに手を伸ばした富美がそれで秀夫の顔の汗を拭っていた、
「ひ、秀夫ちゃん・・はあ、はあ・・」
「ふ、富美さん・・」
「うち・・逝っちゃった・・」
初めて同時に逝った二人。
富美は恥ずかしさを隠すため、秀夫の体をぎゅっと抱きしめていた。