この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
富美
第2章 太陽のいたずら

「秀夫ちゃん、何でアルバイトなんかするん?」
「おじさん(オーナー)に頼まれたから」
「ふぅーん、ほうか。」

その日は朝からジリジリするような暑さで、駅前の人通りも少なかった。店には冷やかし客もなく、富美は水色のワンピースの胸元をうちわで扇いでいた。

「彼女はおらんの?」
「僕ですか?そんなもん、いませんよ」
「どうして?」
「どうしてって言われても・・学校は男子校やし、知り合うチャンスなんかありませんよ」
「もったいないなあ、ええ男なのに」

富美は奥の座敷にあがると、「誰も来いへんから、こっちで休憩しよう」と秀夫を誘った。

「お茶でも淹れるから」

ええ男を見つけようとしとるんとちゃうか?

秀夫は隣りのおばさんが言っていたことを思い出した。

   やっぱりきれいやな・・

ワンピースの裾を翻して台所に立つ富美、秀夫はその後姿を目で追っていた。棚から湯飲み茶わんを取り出そうして、爪先立ちしている・・

あっ・・

秀夫は声が出そうになってしまった。
裏口から射し込む日差しに、薄手のワンピースが透けて体の線も下着の形もはっきりと見えていた。

「どないしたん?」
「あ、いや、なんでも・・」

顔が赤くなった秀夫はお茶を飲む間も、富美のワンピースの中が気になってしかたがなかった。
/30ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ