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魔法少女sweetyまろん
第3章 魔法少女最大のピンチ!あたし、どうなっちゃうの?
扉が勢いよく開いて、人が入ってきた。
誰!?
あたしは体を隠すように縮こまった。
晴輝くんはあたしを、覆い隠すように抱いた。

パチパチパチ…
拍手しながら、女が入ってきた。
えっ?
美咲…さん?
「あなた達、すばらしいわ!素敵なセックスね!楽しませてもらったわ!」
なんでここに?

その後ろに、もうひとり。男の人だ。
背が高くて、がっしりしてる。
でも…あたしにはわかる。
人間じゃない!精霊だ!

なんで美咲さんが精霊と?

美咲さんは、そんなあたしに
「気付いた?まろんちゃん、さすがね。紹介するわ。私の彼氏」
そうゆう事か!

あたしはパッと起き上がり、バッグからケータイを取り出した。
上に掲げて、変身の呪文を…
えっと…あれっ?…………
…思い出せない…全然…

やっぱり…あたしホントに、もう魔法少女じゃないんだ…
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