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私、普通の恋愛は無理なんです
第4章 他人のもの
次の日、重い身体を引きずるように会社に行った。全身が酷い筋肉痛だ。激しいセックスのあとは必ずと言っていいほど全身が筋肉痛になっている。だけど、昨夜は……、と思い出すとまたキュンとしてしまう。そんな事で、またショーツにシミが出来てしまう自分が恥ずかしい。
会社近くのコンビニで「一番効く」という栄養ドリンクを一気に飲んだ。ついでにスマホの画面を開いて、ラインのチェックをする。メッセージ受信リストは、昨日送ったセフレたちのメッセージでいっぱいだった。
「遅えよ。おめえら……」などとボヤキながら、更に画面をパラパラなでる。と、香織のメッセージがセフレたちのメッセージに埋もれていた。なぜか、またキュンとした。画面をタップしてみた。
――今から部長の家に行ってきまーす。
時間は、午前〇時二十七分になっている。
ああ、その時もう眠ってたんだ、私……。ふぅ、とため息がでたあとスマホの画面が滲んだ。
コンビニのお手洗いで口紅を引き直した。お化粧のノリが悪くてテンションが下がる。
会社近くのコンビニで「一番効く」という栄養ドリンクを一気に飲んだ。ついでにスマホの画面を開いて、ラインのチェックをする。メッセージ受信リストは、昨日送ったセフレたちのメッセージでいっぱいだった。
「遅えよ。おめえら……」などとボヤキながら、更に画面をパラパラなでる。と、香織のメッセージがセフレたちのメッセージに埋もれていた。なぜか、またキュンとした。画面をタップしてみた。
――今から部長の家に行ってきまーす。
時間は、午前〇時二十七分になっている。
ああ、その時もう眠ってたんだ、私……。ふぅ、とため息がでたあとスマホの画面が滲んだ。
コンビニのお手洗いで口紅を引き直した。お化粧のノリが悪くてテンションが下がる。