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メンタリズムな恋…
第15章 先生、恥ずかしい



「うひゃにゅんっ!?」


何故か奇声をあげる女が居る。


「……。」


先生の手が止まる。

先生が眉を寄せて私を見る。

ちゃんとしなきゃ…。

そう思う。

ちゃんと?

ちゃんとって、どーやるの!?

経験乏しい私の頭がパニックに陥る。

しかも、身体はロボットのようにガチガチに固まりギクシャクと微妙な動きしか出来なくなる。


「止めるか?」


横たわる私に被さってた先生が上半身を起こしベッドへと座り直す。


「止めちゃうの!?」


自分が馬鹿な姿を晒してるくせに止めるとか言われたら泣きそうな気分になる。


「だって…、お前…。」


先生がガックリと項垂れる。

わかってる。

先生がほんの少し腰を撫でたり乳首に口付けをするだけで私はジタバタと踠き奇声を発する女になる。

どうすればいいの?

先生の手を握る。


「無理する必要はないぞ。」


先生は私の頭を撫でて来る。

その手が触れるだけで私の頭から湯気が出て先生の顔すら見れなくなる。


「亜子…。」


辛そうな声がする。

そんな声が聞きたかった訳じゃない。

先生はアメリカに帰っちゃうのに…。

帰る前に先生の女になりたいと思うのに…。

俯く私の目の前でポタポタと小さな雨が降り出しベッドのシーツが濡れていく。


「泣くほど嫌か?」


先生が私に背を向ける。


「ち…がうっ…。」


行かないで…。

先生の背中に縋り付く。


「だが…。」

「違うの…、違うの…。」


私が我儘なだけ…。


「亜子…?」


ボロボロと泣く私の涙を先生が指先で拭う。


「す…きなの…。」

「亜子?」

「好きなの…、好きなの…、先生…が堪らなく…、なの…に…ちゃんと出来ない…の。だから先生が触るところ…、全部…熱くて変になるの。」


涙を流して訴える。


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