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風俗ごっこ
第5章 5 マリリンの素股プレー
 このひと月余り、大介のペニスに触れ、舐めて扱いて射精まで追い込むプ

レイをしていたけれど、快感を与える事はあっても大介から快感を与えられ

る事は殆どなかった。

 強いて言えば大介の男性自身を掴んで、自分の乳首に擦りつけた時に感じ

た気持ち良さくらいのものしかない。だが、今ははっきりと快感を感じてい

る。けれど、それを気持ち良いと認める事は主人を裏切っているように思え

た。

 ああ、どうしよう、でも、気持ち良いのっ!理性と裏腹にこのまま続けて

欲しいと言う欲望がもやもやと身体に纏わりついてくる。

「駄目っ!そこまで!」

 かろうじて理性が勝った。でも胸がドキドキしていて、冷静な自分に戻れ

ない。鼻先で触れられたクリトリスが腫れてずきずきするような気がする。

「そんなっ」

「おいたは駄目でしょ。素股でサービスしてあげるから」

 そう言って大介の身体から離れた。サービスしてあげるから、ってなんか

本物の風俗嬢になったような気がした。

「ここに仰向けになってね。初めてするんだから下手でも文句言わないで

ね」

 そう言ってあたしはブラジャーはそのままでショーツのサイドのリボンを

解いた。

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