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背徳の嗜好
第10章 罰ゲームは年下の彼女に…

 乳首、クリトリス、Gスポットの三点が巧みな女の愛撫によって、同時に責められると、
未だかつて味わったことない魅惑の快感が全身を駆け巡り、歩子を狂乱させる…

意識が薄れ、ナニも考えらず、脳裏には自分の敗北のビジョンしか浮かんでこなかった…

 「…ダ、ダメ…ム、無理…コレ以上…ガマンなんて…」

…と、遂にギブアップとも取れる女の掠れた鳴き声が漏れてくる…

 「アラ…歩子さんったら…随分と堪え性がないんですね…コッチはまだ、
始めて三分も経ってないのに、もうガマンできなくなっちゃったんですか?」

あと一イキの処で、クリトリスに吸い付いていた奈央の口が離れたかと思うと…

 「…イイんですか?先にイッちゃうと私にアナルを犯されることになりますけど…」

 ーハァハァ…ハァ…ー

イキも絶え絶えの歩子に念押しする…

 (…そ、そんなこと言われたって…)

ガマンしようとして、ガマンできるモノではない…

イヤ…というか、レズの世界に足を踏み入れ、
奈央の愛撫がこんなにも気持ちイイものだと思い知らされた今、
正直…この後に待ち受けるアナルプレイへの嫌悪感も薄れ、
期待と好奇心の方が強くなってしまっている…

 「歩子さん…イキたいんでしたら、素直に負けを認めて、どうして欲しいか、
ハッキリ言って下さい…」

すでに淫欲に溺れ、歩子は奈央の手に完全に堕とされていた…

 「…わ、私の負けでイイです…イ、イカかて下さい…」

…と、歩子本人の口から敗北宣言が零れ、

 「…そ、そんな…」

私の無駄な努力が止められる…

 「フフッ…イイですよ…でも、さっきもイッた通り、イク時はイクってイッ下さいね…
じゃないと、この後のオシオキで大変な目に遭う事になりますから…」

優しい口調の脅し文句が歩子を従順にした…

 「…ご主人、聞こえましたよね…こうして歩子さんもギブアップしましたし…
イカせちゃいますので…」

雌雄は呆気なく決し、トドメとばかりに、クリトリスが責め勃てられると…
一溜まりもない…

歩子は瞬く間に気をヤッてしまい…

 「アアアッ!…あ、貴方…ゴメンなさい…も、もうダメッ…」

涙ながらに、私への謝罪を口にすると…

 「あっ、歩子!…ダメだッ!」

私の悲痛な叫びも虚しく…

 「イッ、イクゥーッ!」

歩子の絶頂の鳴き声が高らかに響き渡った…
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