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背徳の嗜好
第10章 罰ゲームは年下の彼女に…

 「…そんなに締め付けてちゃダメですよ…恥ずかしがらずに、力を抜いてくれないと…」

強張る歩子に、奈央が甘い声で囁き掛けている…

 「まずは抵抗なく挿れられる様に、充分弛ませておかなければイケませんから…
初めは味見がてら、コッチの穴も舐めて濡らしてイキますので…」

…と、まだコッチの心と身体の準備が整わないまま、奈央の顔が股間に沈み込み…

 「フフッ…やっぱり、ちゃんと家で洗ってきたんですか?
…思ったほどクサくないですけど…」

鼻先を近づけ、クンクンと臭いを嗅いでいた…

 「…ちょ、ちょっと…やめて…」

犬のような奈央の求愛行動が、歩子を狼狽させる…

勿論、スワッピングをするにあたって、いつも以上に奥の方まで念入りに洗ってきていた…

しかし、それでも少しは汚物や放屁の臭いが残っていてもおかしくはない…

辱めを受け、顔から火が出そうになる中、更に奈央の熱い吐息がフーッと吹き掛けられ…

 ―…チュッ…―

 「アッ…そ、そんな…アアッ…」

迷いなく、不浄の穴に奈央の唇が口付けられていた…

奈央は汚い処だと思っていないのか…臀裂に柔らかな感触がピッタリと密着し、
キツく引き締められたアナルの入口にネットリと舌を這わせている…

オマンコと違い、愛液が滲み出てこない分、余計に滑りを良くしようしているのか…

まるでウォシュレットが綺麗に洗浄しているかの様に、
皺の一本一本にまでタップリと大量の唾液が塗り込まれていた…

こうして、ベトベトになったアナルがチロチロと尖った舌先で、擽るように舐められると…
ゾクゾクと今まで味わったことの無い不思議な感覚が襲い掛かってくる…

初体験の同性のアナル舐めは、想像以上の背徳感と昂奮だった…

 ―…ジュル…ジュルルルッ…―

ワザと聞こえる様にイヤらしい音を勃てて吸引されると…
全身の力が抜け、締め付けていた括約筋が徐々に弛緩させられていく…

尚も、仔犬の様にペロペロとしつこく舐め回され続けていると…
違和感が薄れ、次第に擽ったさが快感へと変貌を成し遂げていった…

 「アッ…ま、待って!ダメ…」

歪な快感に慣れ、気が緩んできた処に、奈央の舌がヌッと中に這入り込んでくる…

少し強引気味にズブズブと根元まで深く捻じ込まれ、
グリグリとドリルで掻き回す様に舐められると…歩子は腰を躍らせ、身悶えた…
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