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第11章 新境地の快楽

　「フフッ…そうやって腰が勝手に動いちゃってる処を観ますと…
だいぶ感じるようになってきたみたいですね」

ソコは男でいう前立腺のような女の快感スポットなのだろうか？

探り当てられた歩子の鳴き処がクイクイとマッサージする様に指圧されると…
怖いくらいの強烈な快感が襲い掛かってくる…

　「…ダ、ダメッ…ま、待って…なんか…」

…と、急激に身体に異変が込み上げ、歩子は慌てふためいていた…

　「アラ…どうかしましたか？」

ニヤリとイヤらしい笑みを浮かべ、下から覗き込んでくる奈央の顔は、
間違いなく、その理由が解っているに違いない…

　「…イイんですよ…何も気になさらずに、気持ち良くなって頂いて…」

奈央の手は止まることなく…

　「ほら、歩子さんもココは凄く感じちゃいますよね」

奈央の指が歩子を狂わせる…

　「アッ…な、奈央さん…止めてッ…それ以上されたら…ホ、ホントに…で、出ちゃう…」

　「でっ！出ちゃうって…」

掠れた歩子の鳴き声を耳にし、私の勢いはビダッと止められた…

まさか、今のはアナルから汚物が出ちゃうとでもイッているのか…

　「フフッ…歩子さん、恥ずかしがらなくてイイんですよ…女性の場合、
こうしてアナルを刺激されて催してきてしまうのは、よくあることですし…
出そうになった時は、遠慮なく出しちゃってイイんですよ…」

　「なっ！」

奈央が歩子に言い聞かせる…

　「ほら…歩子さんもガマンしなくてイイですから、
出ちゃうモノは、そのまま全部吐き出しちゃって下さいね…」

構わず、奈央がアナルを穿ると…歩子の心の防波堤は、瞬く間に呆気なく決壊した…

　「ンアッ！…そ、そんな…ダメッ！…で、出ちゃうッ！アアアッ…！」

甲高い嬌声と共に、ビチャビチャと床を叩きつける大量の水音…

　「…スッ、スゴィわ…歩子さんったら…そんなに勢いよく吹き出しちゃうなんて…」

目の前で巻き起こった衝撃映像を観て、美紀が黄色い歓声を上げる…

　「そっ、そんな…あっ、歩子ッ！」

私は動転し、たまらず鳴き叫んでいた…

　「アラ…ご主人ったら…」

更に私の慌て振りに、美紀がクスリと笑い声を上げる…

　「流石に、ガマンできませんでしたか？…見ちゃダメだってイッておいたのに…」

　「…」

私は奈央の言いつけを守れず、後ろを振り返ってしまっていた…