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背徳の嗜好
第12章 女の悦び

 「お二人共、まだこんなモンじゃありませんよ…女のセックスの醍醐味っていうのは…」

雄弁と私と歩子に教授する美紀の凛々しい佇まいは、
さながらセックススクールで講師をするNo.1美人セラピストの様だろうか?

 「私や奈央さんみたいに、コレまでに様々なセックスの経験を積んで、
ポルチオでイクことを極められる程になった女の身体っていうのは…イッた後も暫く、
ずっと気持ち良イイ状態が続いて、そのまま何度でもイクことができますし…
歩子さんも今、中でイクことを憶えて、この後ポルチオが完全に開発されてくれば…
こんな感じでイキ狂うコトができる様になりますから…」

 「アアッ…そ、そんな…み、美紀さん…ダ、ダメッ!アアアッ!」

三度、奈央が泣き喚いた…

 「ほら、奈央さん…歩子さんとご主人に魅せてあげて…女が狂った様にイキ捲る姿を…」

こうして奈央の身体をモデルにし、私達にそのリアルな姿を実践で観せようというのか…

美紀は依然として腰突きを止めることなく、奈央のポルチオを責め続ける…

女のセックスはイッたからといってソコで終わりではない…

男が絶頂に達し、射精してしまうと…イチモツが萎え、一イキつくことになるのとは違い、
女同士の場合は、どちらかが音を上げない限り、
際限なくエンドレスで続けてイクことができるのだろう…

美紀と奈央のオマンコを繋げたディルドには互いの大量のマン汁がベットリとこびり付き、
再びヌチャヌチャと卑猥な二重奏が奏でられている…

 「アアアッ!…も、もう…ホントに…直ぐに!…ま、また…イクッ!イッちゃう!」

美紀の講釈は、直ちに立証され、
奈央は瞬く間に、更なる深いエクスタシーの極致へと堕ちてイッた…

 「フフッ…歩子さん、解って貰えたかしら?こんな感じでイキ続けると…
そのうちイキッぱなしの状態に突入して、最終的には全身が性感帯になったみたいに
ちょっと軽く触れられただけでも、簡単にイッてしまうんですよ…」

 「…イッ、イキッぱなしって…まさか…私も…こんな狂ったみたいに…」

その奈央のイキ方を魅せられた歩子は驚愕し、ワナワナと身奮いさせられる…

 (…こ、こんなコトに…)

いずれ歩子も、奈央の様な姿に成り果て、イッてしまうのかと思うと…
私は気が気でいられず、途中から二人の絡みを直視できずに、遠くの方を見詰めていた…
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