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第12章 女の悦び

　今更ながら、美紀のモノ凄さを思い知らされ、畏敬の念を抱く…

　「たぶん、今の刺激で私のオマンコの感触にも、少し慣れてきたと思いますので…
今度は私も一緒に気持ち良くさせて貰いますね…」

美紀の筋掻き通り、私は掌の上で上手いコト踊らされているに違いない…

確かに、勃ち上がりに強烈な先制パンチを喰らったおかげか…
イツモツはだいぶ落ち着きを取り戻し、気持ちにも若干余裕が出始めていた…

美紀は次なるステップへと、流れる様にM字から膝をついた体勢へと移行し、
私の股間の上にペタンと女の子座りになっている…

コレは美紀がパイパンだからだろう…

互いの陰部が一層密着した状態となり、伝わってくる温もりと挿入感が強くなっていた…

　「フフッ…では、ご主人…ココから先は私もおかしくなってしまいますし、
かなりお見苦しい姿を晒してしまうかもしれませんが…
少しずつ動いてイキますね…」

いよいよ美紀が本腰を挿れて動き出そうというのか…

まるで、優雅に乗馬を嗜む貴婦人の様に深く腰を据え…
ゆっくりと前後に揺さ振り始めていった…

　「アッ…アアッ…」

美紀が可愛らしいウブ声を上げる…

イチモツを自分の感じるポイントに押し当て、擦り付けているのだろう…

その腰突きがよく見る縦へのピストン運動ではなく、横へのスライド運動なのは…
勿論、全て解った上での仕業に違いない…

男にとっては、それほど大きな快感ではなかったが…しかし、その分…
私は美紀から目が離せなかった…

上体を動かすことなく、下半身だけをクネクネと滑らかにクネらす美紀の腰遣いは…
えげつないエロさである…

　「アアッ…ご主人…イイわ…か、硬くて…き、気持ちイイッ…」

やはり、グラインド騎乗というのは…女性の方が遥かに気持ちイイのだろう…

こうして、自分のペースで好きな様に、亀頭を膣奥に押し当て、
Gスポットを圧迫しながら、クリトリスを擦り付けることが出来るのだから…

自然と腰突きのギアが上がり、徐々に美紀の本性が曝け出されてイク…

　「さぁ…歩子さんも、だいぶ落ち着きましたよね…こうやって美紀に魅せ付けられたら…
歩子さんだって黙っていられないでしょうし…私達も再開してイキましょうか…」

　「…な、直人さん…」

直人も歩子の想いを汲み取ったのか…二人も第二ラウンドへと突入していった…