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背徳の嗜好
第9章 妻たちの性技

「…やはり、まだピンときてらっしゃいませんか?」
長く続く深い余韻から抜け出せない中、美紀の艶声が耳に入ってくる…
「もうお二人ともすでに見て、お解り頂けてるかと思いますけど…
今の様なドライオーガズムの場合と、普段の射精とでは、
女性の中イキと外イキくらい違う別モノの絶頂感みたいでして、
このようにオチンチンから精液が飛び出てくるとイッたようなことも無いんです…
それに…ご主人、どうです?」
「アッ…そ、そんな…アアアッ!」
再び部屋に響き渡る男の嬌声…
未だアナルに埋め込まれたままになっている美紀の中指が、
私の中でウネウネと妖しく蠢き、尚も前立腺がグリグリと刺激されると…
すぐさま、先程にも増した強烈な快感が甦ってくる…
「オチンチンの方を扱かれて射精した場合は、その後一度萎えてしまって、
ある程度休憩を挿んでリセットしなければイケないんでしょうけど…
ドライオーガズムの場合は、賢者タイムなんて無駄な時間もありませんし、
こんな感じで、刺激してあげれば…休みなく、ずっと気持ちイイ状態が続いて、
女性のように何度でも、体力の限界まで永遠にイクことができるんですよ」
女性の中イキと同じメカニズムだというのか…
「…み、美紀さん…ダ、ダメです…アアアッ…」
「フフッ…ご主人、ダメじゃありませんよ…安心して下さい…
今、体験されたドライオーガズムは、時間稼ぎの為のイレギュラー的なモノですし、
通常の射精を伴う絶頂じゃありませんから、
交代をする際のルール上も、イッたこととして、カウントされませんので…」
(なっ!…カッ、カウントされないって…だ、だったら…まだ、このまま…)
「やはり男性の方の場合、最期はきちんと射精して、出すモノを出して頂かなければ、
ご主人自身もスッキリしないでしょうし、それに…
見ている歩子さんの方も、いつものようにイッた証拠としてハッキリと
オチンチンから精液が出てくる処を確認しなければ、納得できないと思いますから…
このままもう一度、続けてイキますね…」
私がドライオーガズムに達し、グッタリしているにも関わらず、
美紀の責め手は止まりはしない…
美紀の中指はアナルから引き抜かれるどころか、
私の身体に中イキの快感を植え付けようとしているかのように、
より更に奥の処へと深く這入り込んできたのだった…

