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女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第5章 禁域
「ああ、そんなことがあったっけ。あの話はもう良いよ。青田が心優にディープキスしたんだと考えただけで、刃物であいつを刺しそうになるから」
と、涼しい顔で物騒なことを言う。
心優が少し笑った。
「真面目に言わないで、迫力ありすぎる」
長瀬も声を上げて笑う。心優が表情を引き締めた。
「違う、青田君のことはこの際、どうでも良いの。だけど、大切なことだから、あなたにも聞いて欲しい」
心優の気迫に感じるものがあったのか、彼は素直に頷いた。
「判った。心優の話を聞く」
心優が遠い瞳になった。
「私は中学・高校とは九州だけど、小学校五年まで本州で育ったの」
「そうだったんだ?」
心優は頷き、続ける。
と、涼しい顔で物騒なことを言う。
心優が少し笑った。
「真面目に言わないで、迫力ありすぎる」
長瀬も声を上げて笑う。心優が表情を引き締めた。
「違う、青田君のことはこの際、どうでも良いの。だけど、大切なことだから、あなたにも聞いて欲しい」
心優の気迫に感じるものがあったのか、彼は素直に頷いた。
「判った。心優の話を聞く」
心優が遠い瞳になった。
「私は中学・高校とは九州だけど、小学校五年まで本州で育ったの」
「そうだったんだ?」
心優は頷き、続ける。