この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第2章 始まりの試練
「K高校に二年間いて、ここに来ました。まだ教師になって三年目なので、皆さんに色々と教えて貰う面もあるかと思いますが、よろしくお願いします」
心優はどうしても、あの長瀬という生徒のことが気になった。というのも、彼は心優に席に着くように言われてから、ずっとこちらを挑むように睨みつけたままだからだ。心優は続けた。
「皆さんも二年生になって新しいクラスになったばかりで、まだお互いにお友達についてよく知らないところもあるでしょう。今日の一時間目は自己紹介の時間にします」
心優は国語の古典を主に担当している。今日の一時間目は古典だったから、丁度良い。
「じゃあ、まず先生から色々と聞かせてよ」
最前列の丸顔の生徒が言い、呼応するようにすかさず声が上がった。
「先生の胸って大きいね。何カップ?」
心優はハッとして声のした方を見る。その先にいたのはあの生徒―長瀬だった。
心優はどうしても、あの長瀬という生徒のことが気になった。というのも、彼は心優に席に着くように言われてから、ずっとこちらを挑むように睨みつけたままだからだ。心優は続けた。
「皆さんも二年生になって新しいクラスになったばかりで、まだお互いにお友達についてよく知らないところもあるでしょう。今日の一時間目は自己紹介の時間にします」
心優は国語の古典を主に担当している。今日の一時間目は古典だったから、丁度良い。
「じゃあ、まず先生から色々と聞かせてよ」
最前列の丸顔の生徒が言い、呼応するようにすかさず声が上がった。
「先生の胸って大きいね。何カップ?」
心優はハッとして声のした方を見る。その先にいたのはあの生徒―長瀬だった。