この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
女教師と男子生徒、許されざる愛の果てに~シークレットガーデン
第4章 哀しいすれ違い
「私はそんな風には思わないですよ、長瀬君はきっとお母さんを守りたいから、誰にも逢わせようとしないんだと思います」
難しい言葉を使わずに簡潔に言うと、母親は歓んだ。
「やっぱり、あんたは良い子だ。流石は大翔が見込んだだけはある」
まだ勘違いしているようではあったが、大切な話が残っていた。どれだけ責められても仕方ないと覚悟をしていただけに、真逆な反応を母親から見せられ、肝心の長瀬の大学進学の話を忘れていた。
勘違いはとりあえず置いて、心優は〝実は〟と切り出した。
「今日、お訪ねしたのはもちろんお詫びが目的なんですが、その他にも是非、お母さんに聞いて頂きたい話があって」
「うん、この際だから聞くよ」
これも極めて話しやすそうな雰囲気だったので、心優は思いきって話してみた。母親はいちいち真剣な顔で頷きながら耳を傾けていた。
難しい言葉を使わずに簡潔に言うと、母親は歓んだ。
「やっぱり、あんたは良い子だ。流石は大翔が見込んだだけはある」
まだ勘違いしているようではあったが、大切な話が残っていた。どれだけ責められても仕方ないと覚悟をしていただけに、真逆な反応を母親から見せられ、肝心の長瀬の大学進学の話を忘れていた。
勘違いはとりあえず置いて、心優は〝実は〟と切り出した。
「今日、お訪ねしたのはもちろんお詫びが目的なんですが、その他にも是非、お母さんに聞いて頂きたい話があって」
「うん、この際だから聞くよ」
これも極めて話しやすそうな雰囲気だったので、心優は思いきって話してみた。母親はいちいち真剣な顔で頷きながら耳を傾けていた。