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狼になる瞬間
第2章 撮影会
脱衣所で制服に着替える美優。
「…えっ!?」
制服に腕を通すと、
どこも1サイズ小さめ。
胸が入らず、1番上まで閉まらない。
スカーフをしばるも、谷間が見える状態。
スカートも少しかがむとパンツが見えてしまいそうな短さ…
「こ…これでいいの…かな…?」
鏡で何度見てもおかしいと思ったが、
仕方がないのでそれで拓馬の元へ向かった。
「…おそい。」
「ごめん…。な…なんか小さいみたいで…」
「うーん…そう?そうでもないよ!
そこに座って?」
と拓馬は美優がみたことの無い、
1人掛けのイスに座らせる。
「…このイス買ったの…?」
「うん。ちょっと目を瞑って?」
「え?」
「早く!」
美優は急いで目を瞑った。
…カシャ
美優はびっくりして目を開けた。
「な…なにっ!?」
「何、目開けてんの?いいって言った?」
「か…カメラ!?」
拓馬の手にはカメラがあった。
「美優。今日はお前を撮る。全て俺の指示に従え。」
「えぇ!?」
「わかったか?」
「あ…うん。」
「よし。じゃあまずそのままこっち向いて。」
ーカシャカシャ…