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狼になる瞬間
第5章 罰ゲーム
美優がコーヒーなど、飲み物があるところへ行った。
そこにはサラリーマン風の男性が1人、飲み物を選んでいた。
ー誰かいる?
ー男の人が1人いるよ
ーじゃあその人の横でしゃがんで、飲み物を選ぶふりして。
ーえ!?
ー早く。
美優は男性の隣へ行き、
しゃがんで飲み物を見た。
男性はチラっとこちらを見たが、
あまり気にしてない様子。
美優はお尻が出ないよう後ろを隠す。
…ふと気付くと上からだと谷間が丸見えだった。
慌てて襟に手をやるも
男性は美優の後ろを通り行ってしまった。
(見られて…ないかな…?)
美優はさっと立ち上がる。
ー1番上にあるコーヒーね。
確かに1番上の段には拓馬がいつも飲むコーヒーがあった。
ただ、小さめの美優は背伸びをしないと届かない。
美優は片手でスカートを抑え、
手を伸ばした。
横からみるとEカップの胸がTシャツに張り付いている。
なんとかして取った時、
さっきの男性がパンを選びながらこちらを見ていて目が合った。
ー誰かに見られてるんじゃない?
乳首勃たせすぎたり、あんまり濡れるとバレるよ?
次はパンでしょ?
さっきの男性がいるパンコーナーへ行く。
男性はチラっとこちらを見るが、
何気無い感じでパンを選んでいた。
パンコーナーへ行くと、
私の後ろを子どもが走り抜ける。
その風でスカートが少し揺れる。
「わ…」
ビックリして声が出てしまい、すぐにスカートを抑える。