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ひと夏の恋……そして……
第7章 揺れ動く私の心
あれから和泉は熱を出して寝込んでしまった。
私が無理をさせたからだと思うと責任を感じ、時間が許す限り和泉の傍にいた。
と言っても、バイトの合間の3時間だけになるから何もしてあげられることはないけど、ただ傍にいたかった。
「和泉、水飲む?」
「うん、もらおうかな?」
起き上がろうとする和泉に手を貸して起こすと、手渡したコップ一杯の水を飲み干した。
支えた時に分かった事だけど、汗でシャツはびっしょりで、濡れたタオルを持ってきて和泉の身体を拭くことにした。
はじめは恥ずかしがっていた和泉も、汗でぬれたシャツが気持ち悪いのか何も言わずにシャツを脱いでくれた。
あまり日光に当たることができないというだけあって和泉の肌は白く、夏樹と真逆すぎる身体にドキドキした。
「ふっ、拭くね」
「うん。お願い」
ドキドキをごまかすために和泉の身体を拭き始めた。
触る場所はどこも熱で熱くてかわいそうになる。
私が無理をさせなければこんな苦しまずに済んだと思うと申し訳なくて拭く手が止まった。
私が無理をさせたからだと思うと責任を感じ、時間が許す限り和泉の傍にいた。
と言っても、バイトの合間の3時間だけになるから何もしてあげられることはないけど、ただ傍にいたかった。
「和泉、水飲む?」
「うん、もらおうかな?」
起き上がろうとする和泉に手を貸して起こすと、手渡したコップ一杯の水を飲み干した。
支えた時に分かった事だけど、汗でシャツはびっしょりで、濡れたタオルを持ってきて和泉の身体を拭くことにした。
はじめは恥ずかしがっていた和泉も、汗でぬれたシャツが気持ち悪いのか何も言わずにシャツを脱いでくれた。
あまり日光に当たることができないというだけあって和泉の肌は白く、夏樹と真逆すぎる身体にドキドキした。
「ふっ、拭くね」
「うん。お願い」
ドキドキをごまかすために和泉の身体を拭き始めた。
触る場所はどこも熱で熱くてかわいそうになる。
私が無理をさせなければこんな苦しまずに済んだと思うと申し訳なくて拭く手が止まった。