この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひと夏の恋……そして……
第1章 進みだした時間

「真緒、今日も繁盛してるな」

忙しく動き回っている私に、常連客の夏樹が声をかけてカウンターに座った。

「おかげさまで……今が稼ぎ時だからね。この時期に繁盛してなかったらこの店つぶれてるって。で?今日は何にする?」

「やっぱりソンちゃんが作るハンバークだろう?」

注文を聞く私に、夏樹は当然のようにAランチのハンバークをオーダーする。

「そう言うと思った」

私も笑いながら夏樹の注文を受け、オープンキッチンにいるソンちゃんにオーダーを通してランチを作り始めた。
人手不足もあり、ランチは3種類のみに絞って提供している。
それでもお昼時になると手が回らないほど忙しくて、額に汗を流しながら受けた注文をこなしていく。

「すいませ~ん。お冷お変わりくださ~い」

先ほどランチを出したお客さんから声がかかる。

「は~い」

と言いながらも手が放せないでいると、夏樹がカウンター内のウォーターピッチャーを持ってそのお客さんの方に歩いていった。
そして慣れた手つきで水を継ぎ足すと、他のお客さんの席も回って私の変わりに接客をしてくれた。


/610ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ