この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひと夏の恋……そして……
第14章 花火大会と決意

「夏樹?今、大丈夫?」

佐伯さんに伝えたいことを伝えた後、夏樹に電話をした。
0時近くなっていても、少し酔っ払った様子の夏樹は電話に出てくれホッとした。

『ああ、まだみんなと飲んでるけど大丈夫だ』

「そうなんだ。こんな時間にごめんね。友達は大丈夫?」

『真緒が気にすることはないよ。俺も真緒に電話したかったからちょうど良かったんだ。で?花火はどうだった?相変わらず真和は出店に夢中だっただろう?』

「うん。今年も金魚すくいとヨーヨーやったよ。いつものようにお面も買ったし、とても喜んでくれた。もちろん花火もよかったよ。フィナーレなんて去年以上に迫力あって凄かった。真和はずっと興奮してて戻ってきたらすぐに寝ちゃった」

横で眠る真和の頭をなでながら佐伯さんと過ごした1日が頭に浮かぶ。
父のように慕う真和の姿。
夏樹とは違う真和の懐き方に、泣きたくなる。


/610ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ