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ひと夏の恋……そして……
第16章 すれ違う気持ち
途中で後ろから来る夏樹と別れてソンちゃんの家に寄り家に戻った。
「明日は何時ごろ出られるんですか?」
明日は佐伯さんが帰る日。
もう寂しいとも悲しいとも思わない。
それは、私が本当に吹っ切れた証拠。
「13時に本土のレンタカー屋で西条と待ち合わせしてますから12時前には出ようと思ってます。本当にお世話になりました」
「いえ、こちらこそいろいろとありがとうございました」
「千春兄ちゃん、帰っちゃうの?もう、一緒に遊べないの?」
私と佐伯さんの話を聞いていた真和が、佐伯さんのシャツの裾を引っ張って寂しそうに聞いた。
佐伯さんは真和と同じ目線になり手を握った。
「ごめんね。お仕事があるから帰らなきゃいけないんだ。また近いうちに来るから、その時にまた遊ぼうか」
「本当?また遊んでくれる?」
「もちろん」
佐伯さんの言葉に納得した真和は、今日は佐伯さんと一緒に寝るのだと言い張り、店の2階で佐伯さんと寝ることになった。
「明日は何時ごろ出られるんですか?」
明日は佐伯さんが帰る日。
もう寂しいとも悲しいとも思わない。
それは、私が本当に吹っ切れた証拠。
「13時に本土のレンタカー屋で西条と待ち合わせしてますから12時前には出ようと思ってます。本当にお世話になりました」
「いえ、こちらこそいろいろとありがとうございました」
「千春兄ちゃん、帰っちゃうの?もう、一緒に遊べないの?」
私と佐伯さんの話を聞いていた真和が、佐伯さんのシャツの裾を引っ張って寂しそうに聞いた。
佐伯さんは真和と同じ目線になり手を握った。
「ごめんね。お仕事があるから帰らなきゃいけないんだ。また近いうちに来るから、その時にまた遊ぼうか」
「本当?また遊んでくれる?」
「もちろん」
佐伯さんの言葉に納得した真和は、今日は佐伯さんと一緒に寝るのだと言い張り、店の2階で佐伯さんと寝ることになった。