この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひと夏の恋……そして……
第19章 好きなら奪って

「ああ。真和がいる限り真緒との時間が取れないだろう?真和優先だと言っても、やっぱり真緒との時間を大切にしたいんだ。誰にも縛られることなく真緒と一緒にいたいんだ。だからいいだろう?」

それは願ってもないことだった。
散々真和優先だと言ってきた私だけど、夏樹との時間を大切にしたいと思う気持ちは私も同じ。
何に縛られることなく夏樹に甘えて――夏樹に抱かれたいと願う。

「私も夏樹とゆっくりしたい。真和には申し訳ないけど、夏樹にもっと甘えたい」

「じゃあ、約束な。それまでは真和が近くにいるからこれだけ……これだけで我慢しろよ」

そう言って唇を寄せてはキスを交わした。
どんなに激しくなってもそこから進むことはない。
膨れ上がる欲情を抑えながら、傍にいるお互いの体温を肌で感じながら長い夜は更けていった。


/610ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ