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ひと夏の恋……そして……
第4章 未来への第一歩
「ンッアア……」
自然と甘い声が宙を舞い、夏樹を興奮させて執拗に感じる場所ばかり責めてくる。
「夏……樹……」
もっと気持ち良くなりたくて夏樹の名前を呼ぶと、夏樹の手がピタリと止まった。
「夏樹???」
驚く私に夏樹は微笑んだ。
「隣に行こう……ここじゃ真和が起きるだろう」
夏樹の視線を辿れば、真和が気持よさそうに眠っている。
さすがに真和のいる部屋でこれ以上の事はできないと、隣の部屋に移動してふたりだけの幸せな時間が始まった。
「真緒、好きだ」
「うん、私も」
あれだけ言えなかった好きだと言う言葉も、気持ちが通じてしまえば簡単に言えてしまう。
何度も何度も好きだと言葉にしてはキスを繰り返した。
ゆっくりと私の身体を倒し、夏樹の手がショーツの中に入ってクリトリスをひと撫ですれば身体は簡単に跳ねて快楽が全身を包む。