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駆け上がれ、大人の階段!
第3章 ついに、決戦の時!
「!」
驚きのあまり咄嗟に顔を離してしまうと、和真がきょとんとした表情で自分のことを見つめる。
「ごめん……嫌だった?」
その言葉に、やっと少し冷静になった自分は、何が起こったのかを考える。
さっきのはそう、和真の……和真の舌が入ってきたのだ。
そんなことを理解した瞬間、ボッと両頬が火を吹く。
「ち、違うの! その……、ビックリしちゃって……」
そう言って顔を伏せた時、ふと夏華の言葉が脳裏に浮かんだ。
――逆に半年もセックスをしてないとなると……
その台詞を思い出し、私はゴクリと唾を飲み込む。
まただ。また私が情けないせいで、和真ともっと近づけるチャンスを見逃してしまう……それだけは、嫌だ。
私はすっと小さく息を吸って覚悟を決めると、頭を上げて和真の顔を見つめた。
そして今度は自分から近づいて、彼の口に唇を当てる。
自分からしたのは、これが初めてだ。
そんなことを思った直後、再び柔らかいものが唇の間に入ってきた。
今度は逃げることなく、私は応えるようにそっと唇を開く。
すると、生温かくてヌルッとした感触が舌の上に走った。
「んっ」
思わず吐息と一緒に声が漏れた。
さっきまでのキスとは比べものにならない刺激。
こそばいような、むず痒いような感覚に、私の腰が無意識にビクリと動く。
口の中では、羞恥心と一緒に、彼の舌が自分の舌に絡みつく。
驚きのあまり咄嗟に顔を離してしまうと、和真がきょとんとした表情で自分のことを見つめる。
「ごめん……嫌だった?」
その言葉に、やっと少し冷静になった自分は、何が起こったのかを考える。
さっきのはそう、和真の……和真の舌が入ってきたのだ。
そんなことを理解した瞬間、ボッと両頬が火を吹く。
「ち、違うの! その……、ビックリしちゃって……」
そう言って顔を伏せた時、ふと夏華の言葉が脳裏に浮かんだ。
――逆に半年もセックスをしてないとなると……
その台詞を思い出し、私はゴクリと唾を飲み込む。
まただ。また私が情けないせいで、和真ともっと近づけるチャンスを見逃してしまう……それだけは、嫌だ。
私はすっと小さく息を吸って覚悟を決めると、頭を上げて和真の顔を見つめた。
そして今度は自分から近づいて、彼の口に唇を当てる。
自分からしたのは、これが初めてだ。
そんなことを思った直後、再び柔らかいものが唇の間に入ってきた。
今度は逃げることなく、私は応えるようにそっと唇を開く。
すると、生温かくてヌルッとした感触が舌の上に走った。
「んっ」
思わず吐息と一緒に声が漏れた。
さっきまでのキスとは比べものにならない刺激。
こそばいような、むず痒いような感覚に、私の腰が無意識にビクリと動く。
口の中では、羞恥心と一緒に、彼の舌が自分の舌に絡みつく。