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駆け上がれ、大人の階段!
第3章 ついに、決戦の時!
そんなことを思うと、きゅうと胸が締め付けられるような感じがした。
今までの私なら、ぜったいに経験することはなかったと思っていたこと。
それがまさか、一日でこんなにもたくさん体験しちゃうなんて……
「んっ……」
目を瞑った世界の中で、唇に柔らかいものが触れる。
反射的に私は唇を開いて、口の中で和真の舌の温もりを感じる。
あれだけキスをするだけでも緊張していたのに、今は自分の方からどんどんと絡ませていく大胆さ。
クチュクチュと唇から漏れる音を聞くたびに、敏感になりっぱなしの腰がビクンと疼く。
ああ……こんな中途半端なまま、終わっちゃうのかな……
舌の上で何度も和真を感じながら、私はそんなことを思った。
熱を持った恥部は、まだ何か入ってるかのようにジンジンと痛む。
でも、和真の優しさに触れて少し心が落ち着いたおかげが、さっきよりも痛みはマシになっている。
たぶん彼のことだ、私があんなこと言ったからこのまま終わらせてしまうだろう。
ゴクン。
私は決意を固めるように唾を飲み込むと、そっと和真の耳元で呟く。
「挿れて……」
「え?」
彼が少し驚いたような声を漏らした。
やっぱり、終わらせるつもりだったんだ。
私はすっと息を吸い込むと、再び同じ言葉を呟く。
「もう一回、挿れてみて」
「でも……」
「ゆっくりだったら、たぶん、大丈夫……」
なのかはわからないけど。
……でも、我慢する。
せっかく大好きな和真と初体験をできたのに、このまま終わっちゃうのは嫌だ。
私の言葉に和真は少し考え込むかのように黙り込むと、「ほんとにいいの?」と尋ねてきた。
そんな彼の優しさにまた喜びつつも、私は「うん」と首を動かす。
今までの私なら、ぜったいに経験することはなかったと思っていたこと。
それがまさか、一日でこんなにもたくさん体験しちゃうなんて……
「んっ……」
目を瞑った世界の中で、唇に柔らかいものが触れる。
反射的に私は唇を開いて、口の中で和真の舌の温もりを感じる。
あれだけキスをするだけでも緊張していたのに、今は自分の方からどんどんと絡ませていく大胆さ。
クチュクチュと唇から漏れる音を聞くたびに、敏感になりっぱなしの腰がビクンと疼く。
ああ……こんな中途半端なまま、終わっちゃうのかな……
舌の上で何度も和真を感じながら、私はそんなことを思った。
熱を持った恥部は、まだ何か入ってるかのようにジンジンと痛む。
でも、和真の優しさに触れて少し心が落ち着いたおかげが、さっきよりも痛みはマシになっている。
たぶん彼のことだ、私があんなこと言ったからこのまま終わらせてしまうだろう。
ゴクン。
私は決意を固めるように唾を飲み込むと、そっと和真の耳元で呟く。
「挿れて……」
「え?」
彼が少し驚いたような声を漏らした。
やっぱり、終わらせるつもりだったんだ。
私はすっと息を吸い込むと、再び同じ言葉を呟く。
「もう一回、挿れてみて」
「でも……」
「ゆっくりだったら、たぶん、大丈夫……」
なのかはわからないけど。
……でも、我慢する。
せっかく大好きな和真と初体験をできたのに、このまま終わっちゃうのは嫌だ。
私の言葉に和真は少し考え込むかのように黙り込むと、「ほんとにいいの?」と尋ねてきた。
そんな彼の優しさにまた喜びつつも、私は「うん」と首を動かす。