パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第6章 社内イジメ

「んっ……」

荒々しい事をしておきながら、琉は優しく唇を重ねる。

チュッチュッとリップ音をさせて、啄ばむように愛里咲の唇を軽く吸っていく。

「はっ…あぁ……」

思わず愛里咲の口から甘い声が漏れた。


ベルトで両手の自由を奪われ、愛里咲の身体はいつもより敏感になっていた。

愛里咲の胸に琉の舌が這い、愛里咲は身体をビクつかせる。

「あンッ、やァッ」

身を捩じり小さく抵抗を見せながら、甘い吐息を吐く愛里咲。

琉の舌が尖端の色付く部分を避けるように動き、せがむように自身の胸を琉へと突き出していた。

「や〜らしっ」

口の端を意地悪く上げた琉に言われ、愛里咲は顔を赤くして胸を引く。

だが、するりと回された琉の腕が、愛里咲の背中を押し上げその尖端を琉の唇へと押し付けた。

「ああっ……」

焦らされ硬くなった尖端部分に、琉の柔らかな唇が触れる。
それだけで愛里咲は身体が震えるほどの快楽を覚えた。


「絶対イクなよ？」

毎回毎回琉はそういうけれど、イクのを我慢するのは辛い。

「じゃ…気持ち良くしないでよ…」

愛里咲は思わず言い返した。

「─────…ふーん」

琉の声色に、愛里咲は慌てて顔を上げた。