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サディスティック・マリッジ
第7章 嫉妬狂い
「あーん、夏川くん優しい〜っ」
津川が琉の腕に抱き着く。
「私もお茶が掛かっちゃったの。夏川くんのTシャツ貸して?」
ワイシャツを脱いだ為Tシャツ姿の琉。
津川はそのTシャツの裾をズボンから引っ張り出していた。
「……これ脱いだら裸なんですけど?」
琉の言葉に津川は嬉しそうに笑う。
「夏川くんの裸が見たいの♡」
そうこうしているうちに、着替えを終えた愛里咲が戻ってきた。
ほとんど片付けてくれて松田にお礼を言い終えると、今だ津川に捕まったままの琉に恐る恐る近付く。
「あの…ワイシャツ、ありがとう……」
「どういたしまして」
愛里咲の手からワイシャツを受け取ると、爽やかに笑う琉。
ドキッ
愛里咲の心臓が早鐘を打つ。
(いつもこういう笑顔ならいいのに……)
心の中でそっと呟くと、津川の睨むような視線に耐えきれず、愛里咲はスゴスゴと席へと戻った。
津川が琉の腕に抱き着く。
「私もお茶が掛かっちゃったの。夏川くんのTシャツ貸して?」
ワイシャツを脱いだ為Tシャツ姿の琉。
津川はそのTシャツの裾をズボンから引っ張り出していた。
「……これ脱いだら裸なんですけど?」
琉の言葉に津川は嬉しそうに笑う。
「夏川くんの裸が見たいの♡」
そうこうしているうちに、着替えを終えた愛里咲が戻ってきた。
ほとんど片付けてくれて松田にお礼を言い終えると、今だ津川に捕まったままの琉に恐る恐る近付く。
「あの…ワイシャツ、ありがとう……」
「どういたしまして」
愛里咲の手からワイシャツを受け取ると、爽やかに笑う琉。
ドキッ
愛里咲の心臓が早鐘を打つ。
(いつもこういう笑顔ならいいのに……)
心の中でそっと呟くと、津川の睨むような視線に耐えきれず、愛里咲はスゴスゴと席へと戻った。