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サディスティック・マリッジ
第7章 嫉妬狂い
「鍵は⁈ 鍵貸して‼︎ 」
叫ぶ愛里咲の目の前に、琉が小さな鍵をチラつかせた。
「っ‼︎ 」
愛里咲が取ろうとすると、琉はひょいっと手を動かして避ける。
「これじゃあ琉ちゃんだって困るでしょ⁈ いい加減にしてよ‼︎ 」
愛里咲は繋がれていない方の手で、鍵を持つ琉の手を捕まえようとする。
だが、もう片方は琉の手と繋がれベッドに押し付けられ、どうやっても届かない。
「鍵貸してッ‼︎ 」
自由になる片手でどうにか身体を起こし、愛里咲が琉を睨む。
「やだね」
悪魔の微笑みでお決まりの言葉を言った後、琉は鍵を放り投げた。
「あぁ⁈ 」
放物線を描き、ベッドの下に鍵が落ちる。
慌てて拾おうとする愛里咲だが、片手は琉にベッドに押さえつけられていて、これ以上起き上がるのも困難だ。
叫ぶ愛里咲の目の前に、琉が小さな鍵をチラつかせた。
「っ‼︎ 」
愛里咲が取ろうとすると、琉はひょいっと手を動かして避ける。
「これじゃあ琉ちゃんだって困るでしょ⁈ いい加減にしてよ‼︎ 」
愛里咲は繋がれていない方の手で、鍵を持つ琉の手を捕まえようとする。
だが、もう片方は琉の手と繋がれベッドに押し付けられ、どうやっても届かない。
「鍵貸してッ‼︎ 」
自由になる片手でどうにか身体を起こし、愛里咲が琉を睨む。
「やだね」
悪魔の微笑みでお決まりの言葉を言った後、琉は鍵を放り投げた。
「あぁ⁈ 」
放物線を描き、ベッドの下に鍵が落ちる。
慌てて拾おうとする愛里咲だが、片手は琉にベッドに押さえつけられていて、これ以上起き上がるのも困難だ。