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サディスティック・マリッジ
第7章 嫉妬狂い
いつの間にか、愛里咲は気を失っていたみたいだ。
夜中にふと目が覚める。
隣には、無防備な顔をした琉が眠っていた。
(キレイな顔……)
高校時代もそうだったけど、会社でも、琉は女子社員の人気の的だ。
(大学時代もモテたんだろうな)
大学は別々の大学だった。
そして、偶然にも同じ会社に就職したのだ。
ジャラ……
琉の顔に触れようと手を動かすと、鎖のような音がした。
見ると、愛里咲の右手と琉の左手が手錠で繋がれている。
(は? 何これ⁉︎)
引っ張ってみても、抜こうとしても、全く外れる気配がない。
「ん……」
ジャラジャラという音に目を覚ます琉。
「琉ちゃん⁈ 何これ、どういう事⁉︎ 」
愛里咲は、琉の目の前に、繋がった手を差し出す。
「……よその男に、オモチャを取られないように」
琉がいつものあの意地悪な笑みを浮かべた。
夜中にふと目が覚める。
隣には、無防備な顔をした琉が眠っていた。
(キレイな顔……)
高校時代もそうだったけど、会社でも、琉は女子社員の人気の的だ。
(大学時代もモテたんだろうな)
大学は別々の大学だった。
そして、偶然にも同じ会社に就職したのだ。
ジャラ……
琉の顔に触れようと手を動かすと、鎖のような音がした。
見ると、愛里咲の右手と琉の左手が手錠で繋がれている。
(は? 何これ⁉︎)
引っ張ってみても、抜こうとしても、全く外れる気配がない。
「ん……」
ジャラジャラという音に目を覚ます琉。
「琉ちゃん⁈ 何これ、どういう事⁉︎ 」
愛里咲は、琉の目の前に、繋がった手を差し出す。
「……よその男に、オモチャを取られないように」
琉がいつものあの意地悪な笑みを浮かべた。