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サディスティック・マリッジ
第8章 最強の独占欲
朝方まで何度も何度も絶頂に達した。
携帯のアラームが鳴っても起きれないくらい身体がダルい。
愛里咲は重い身体をノロノロと動かし、鳴り続ける携帯に手を伸ばす。
ガチャ
動かせない手と鎖のような音に、愛里咲はハッとして目を覚ました。
愛里咲の右手と琉の左手は、昨晩の行為の後も繋がったままだ。
身体を少し起こして見れば、昨晩琉が放り投げた手錠の鍵が琉から手が届きそうな床に落ちている。
まだ琉の瞳は閉じたまま。
その美しい寝顔に暫く見惚れていた愛里咲。
ハッと我に返り、琉の身体を揺さぶった。
「琉ちゃん、起きて! コレ外してよ。遅刻しちゃう」
んー…っと気だるそうな声がして、琉の瞳が開く。
「……おはよ」
寝起きの掠れた琉の声。
こういう関係になければ聞けないその声に、愛里咲はドキドキしながら挨拶を返した。
携帯のアラームが鳴っても起きれないくらい身体がダルい。
愛里咲は重い身体をノロノロと動かし、鳴り続ける携帯に手を伸ばす。
ガチャ
動かせない手と鎖のような音に、愛里咲はハッとして目を覚ました。
愛里咲の右手と琉の左手は、昨晩の行為の後も繋がったままだ。
身体を少し起こして見れば、昨晩琉が放り投げた手錠の鍵が琉から手が届きそうな床に落ちている。
まだ琉の瞳は閉じたまま。
その美しい寝顔に暫く見惚れていた愛里咲。
ハッと我に返り、琉の身体を揺さぶった。
「琉ちゃん、起きて! コレ外してよ。遅刻しちゃう」
んー…っと気だるそうな声がして、琉の瞳が開く。
「……おはよ」
寝起きの掠れた琉の声。
こういう関係になければ聞けないその声に、愛里咲はドキドキしながら挨拶を返した。