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サディスティック・マリッジ
第8章 最強の独占欲

「……まだいたのかよ」
シャワーを浴び終え、バスタオルを腰に巻いた琉が部屋に戻ってきた。
愛里咲を軽く睨むような琉の瞳。
言葉とは裏腹に、その瞳の奥には、愛里咲がまだ居た事にどこか安堵感が漂っていた。
「……書いたよ、契約書」
バサッと勢い良く、愛里咲は琉に婚姻届を見せ付けた。
琉の瞳が驚きに見開かれる。
そして───
「は……」
琉の口元が緩む。
(うわ…この顔は反則)
無邪気な笑みを浮かべる琉に、愛里咲の胸が高鳴った。
「じゃあ早速、役所に提出! っと、それから引っ越しと結婚指輪の準備だな」
愛里咲の手から奪うように婚姻届を引っ手繰るとと、琉は急いで着替えを始めた。
シャワーを浴び終え、バスタオルを腰に巻いた琉が部屋に戻ってきた。
愛里咲を軽く睨むような琉の瞳。
言葉とは裏腹に、その瞳の奥には、愛里咲がまだ居た事にどこか安堵感が漂っていた。
「……書いたよ、契約書」
バサッと勢い良く、愛里咲は琉に婚姻届を見せ付けた。
琉の瞳が驚きに見開かれる。
そして───
「は……」
琉の口元が緩む。
(うわ…この顔は反則)
無邪気な笑みを浮かべる琉に、愛里咲の胸が高鳴った。
「じゃあ早速、役所に提出! っと、それから引っ越しと結婚指輪の準備だな」
愛里咲の手から奪うように婚姻届を引っ手繰るとと、琉は急いで着替えを始めた。

