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サディスティック・マリッジ
第10章 お局様ご乱心
満足気に笑った琉が、愛里咲の両足をMの字に開いた。

「やっぱ縛られんの好き? すげー興奮してんじゃん?」

「いやっ、好きじゃっ、ないっ」

必死に首を振る愛里咲にロープは締め付けを増していた。

ロープによって開かれた花弁は、食い込むロープの結び目を飲み込まんばかりに濡らし、待ちきれないとダラダラ蜜を垂らす愛里咲のそこは、明るい電気の下で濡れ光る。

ツーっと琉の舌がそこを這えば、愛里咲は身体をビクビクと揺らした。


(あのおばさん縛っても何にも興奮しなかったけど……)

愛里咲の肌に食い込むロープが、その白い肌に紅い跡を付けていた。

(あー…マジでヤバイ……っ)

自由を奪われ、与えられる快楽に敏感に反応して啼く愛里咲。
羞恥と高揚に涙を流し琉を見つめる愛里咲に、琉の雄芯は熱く反り猛り始めていた。


琉は愛里咲を起こし、膝の上に抱き上げた。
ビショビショに濡れたロープを横にずらし、興奮の収まらない琉の熱を蜜の溢れる穴に沈めていく。

「ああっ、琉ちゃッ、気持ちいいっ」

両手を縛られている愛里咲は、不安定さに怯えながらゆっくりと腰を動かし始めた。
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