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サディスティック・マリッジ
第2章 これって浮気⁈
「夏川くん、これ頼んでいい?」
「琉、△○商社への連絡頼む」
相変わらず、琉の周りは途切れる事なく誰かが寄っていく。
そんな様子を、デスクに座り溜まった書類の間から、愛里咲はボーッと琉を眺めていた。
いつも笑顔で、誰にでも上手に受け答えする琉。
高校時代も学校中の人気者だった。
(ホントの顔は悪魔なのに‼︎)
愛里咲が琉を盗み見ていると、津川がいそいそと琉の隣に並ぶのが見えた。
─────…?
外面のいい琉があからさまに嫌そうな顔をして津川を睨むように見ていた。
一方の津川は、琉の睨みなど気にも止めず嬉しそうな顔をしている。
「琉、△○商社への連絡頼む」
相変わらず、琉の周りは途切れる事なく誰かが寄っていく。
そんな様子を、デスクに座り溜まった書類の間から、愛里咲はボーッと琉を眺めていた。
いつも笑顔で、誰にでも上手に受け答えする琉。
高校時代も学校中の人気者だった。
(ホントの顔は悪魔なのに‼︎)
愛里咲が琉を盗み見ていると、津川がいそいそと琉の隣に並ぶのが見えた。
─────…?
外面のいい琉があからさまに嫌そうな顔をして津川を睨むように見ていた。
一方の津川は、琉の睨みなど気にも止めず嬉しそうな顔をしている。