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サディスティック・マリッジ
第2章 これって浮気⁈
(はぁー、またやられた…)
今日もまた残業の愛里咲。
机の上に積み上げられた山積みの仕事を見て大きなため息を吐いた。
今日も、いつものように定時間近になると津川が近付いてきた。
「千葉さん、これ今日の21時までに先方にメールして」
「21時⁉︎」
あと3時間しかない。
急いでやらなければいけない。
だが、津川のこの言葉を皮切りに、
「千葉さん、これ、明日の9時まで」
「明日の10時からの会議の資料まとめておいて」
次から次へと仕事を押し付けられる。
そして、結局仕事の山が机の上に積み上がっていったのだ。
(毎回毎回、似たような手に引っかかる私もバカだよなぁ)
断ろうにも断れない。
情けなさに、ため息と共に涙が零れ落ちた。
泣いてる場合じゃないとわかっていても、毎日繰り返される津川からのイジメや女子社員からの無視に、愛里咲の心も参り始めていた。
今日もまた残業の愛里咲。
机の上に積み上げられた山積みの仕事を見て大きなため息を吐いた。
今日も、いつものように定時間近になると津川が近付いてきた。
「千葉さん、これ今日の21時までに先方にメールして」
「21時⁉︎」
あと3時間しかない。
急いでやらなければいけない。
だが、津川のこの言葉を皮切りに、
「千葉さん、これ、明日の9時まで」
「明日の10時からの会議の資料まとめておいて」
次から次へと仕事を押し付けられる。
そして、結局仕事の山が机の上に積み上がっていったのだ。
(毎回毎回、似たような手に引っかかる私もバカだよなぁ)
断ろうにも断れない。
情けなさに、ため息と共に涙が零れ落ちた。
泣いてる場合じゃないとわかっていても、毎日繰り返される津川からのイジメや女子社員からの無視に、愛里咲の心も参り始めていた。