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サディスティック・マリッジ
第2章 これって浮気⁈
(津川さんてば、一緒にランチに行ったくせに、帰りはまた飲みに誘ってた。懲りない人‼︎)
ランチを奢ったお礼にと、津川はわざわざオフィスで皆に見せ付けるように、琉と佐藤からのほっぺにチューをせびっていた。
男性社員が悪ノリし嫌がる琉と佐藤を押さえつけ、津川は強制的に2人の唇に頬を摺り寄せていた。
帰り際にもまた、津川は琉を今度は飲みに誘った。
「今夜は先約もあるし……昼に奢ってもらったのにまたなんて図々し過ぎるので」
そう言って琉は佐藤とフットサルに行くと帰って行った。
津川絡みの話の時、一々愛里咲をチラ見する琉に腹が立つ。
妬いてないし、悔しくないし、羨ましくもない‼︎
なのに、ため息と同時に零れ落ちた涙。
それを拭いながら、どうにか仕事をこなしていく愛里咲。
時刻は23時を回っていた。今日も帰宅は深夜になりそうだ…。
ランチを奢ったお礼にと、津川はわざわざオフィスで皆に見せ付けるように、琉と佐藤からのほっぺにチューをせびっていた。
男性社員が悪ノリし嫌がる琉と佐藤を押さえつけ、津川は強制的に2人の唇に頬を摺り寄せていた。
帰り際にもまた、津川は琉を今度は飲みに誘った。
「今夜は先約もあるし……昼に奢ってもらったのにまたなんて図々し過ぎるので」
そう言って琉は佐藤とフットサルに行くと帰って行った。
津川絡みの話の時、一々愛里咲をチラ見する琉に腹が立つ。
妬いてないし、悔しくないし、羨ましくもない‼︎
なのに、ため息と同時に零れ落ちた涙。
それを拭いながら、どうにか仕事をこなしていく愛里咲。
時刻は23時を回っていた。今日も帰宅は深夜になりそうだ…。